劇作
平田オリザ
演出
平田オリザ
出演
山内健司
松田弘子
永井秀樹
たむらみずほ
天明留理子
秋山建一
木崎友紀子
兵藤公美
島田陽蔵 ※
太田宏
申瑞季
田原礼子
大竹直
村井まどか
山本雅幸
萩野友里
石松太一
井上みなみ
菊池佳南 ※
富田真喜
※=「ソウル市民1919」のみ出演
スタッフ
舞台美術:杉山至
照明:三嶋聖子
衣裳:正金彩
舞台監督:中西隆雄 黒澤多生
ほか
日程
)-
12月1日(土)14:00開演 「ソウル市民」
12月1日(土)18:00開演 「ソウル市民1919」
12月2日(日)14:00開演 「ソウル市民」
12月2日(日)18:00開演 「ソウル市民1919」
会場
津|三重県文化会館 小ホール
〒514-0061三重県津市一身田上津部田1234
料金
一般 各3,000円
25歳以下 各1,500円
セット券一般 5,000円
セット券25歳以下 2,000円
人が人を支配するとは、どういうことなのか。
日本の植民地支配下に生きるソウルの日本人一家を通して、植民地支配者の本質を明晰確固と描き、現代口語演劇の出発点となった平田オリザの代表作。
「ソウル市民」
(1989年初演)上演時間=約90分
1909年、夏。日本による韓国の植民地化、いわゆる「日韓併合」を翌年に控えたソウル(当時の呼び名は漢城)で文房具店を経営する篠崎家の一日が淡々と描かれる。押し寄せる植民地支配の緊張とは一見無関係な時間が流れていく中で、運命を甘受する「悪意なき市民たちの罪」が浮き彫りにされる。
「ソウル市民1919」
(2000年初演)上演時間=約110分
1919年3月1日、ソウル(当時の呼び名は京城)。篠崎家の人々は、今日も平凡な一日を過ごしている。ただ、今日は少しだけ外が騒がしい。噂では朝鮮人たちが通りにあふれているという。三・一独立運動を背景に、応接間で唄い、笑い合う支配者日本人の「滑稽な孤独」を鮮明に描いた、渾身のシリーズ第二弾。