TOKYOハンバーグ「KUDAN」

劇作

大西弘記

演出

大西弘記

出演

山本由奈
永田涼香
三枝悠
小林大輔
(TOKYOハンバーグ)

上田尋
内谷正文(FrankAgeCompany)
宇鉄菊三(tsumazukinoishi)
大内彩加(officePORT)
甲津拓平(流山児★事務所)
小林英樹、小山貴司
小山友香里(テアトル・エコー)
阪本篤(温泉ドラゴン)
白石花子(劇団民藝)
スニョン(劇団俳協)
鷹野梨恵子(無名塾)
谷沢龍馬(スタッフ・ワン)
友澤宗秋
鳥越さやか(ZINGYZAPEnterprises)
中込俊太郎(ULPS)
中村榮美子(少年王者舘)
服部有香里
藤原啓児(StudioLife)
β(ワハハ本舗)
星野真央(ALBA)
本多由佳
ムラナカユカ
森田匠(トラッシュマスターズ)
米田敬(トルチュ)
※五十音順

今村英靖
永田陽子
(以上劇団伊勢)

【アンサンブル】
天羽亜衣
岩城浩幸
近藤彩亜良
田端菜朝
西野詩音
西野菜奈子
湯下直明
(以上劇団伊勢)
廣嶋りう(ZINGYZAPEnterprises)

日程

)-

4月22日(土)18:00
4月23日(日)13:00

料金

前売・当日/3000円
学生割/1500円(高校生以下)※要証明書


被爆した牛たちは逃げた。何も知らない、わからない。
ただ、彼らの本能が人間たちから逃げることを選び、辿り着いたのは小さな森だった。

そして、そこに暮らし始めた。更なる放射能汚染など知る由もなく、食べる物も選ばなくなり、もう、牛肉として出荷されることも乳牛を迫られる事もない。ある意味、牛たちにとっては幸せで、ありのままの姿だったのかもしれない。

ある牝牛が新しい生命を身籠っていた。
他の牛たちは小さな仲間の誕生を心から待っていた。
しかし、牛から生まれたのは牛の子ではなく…

人間の子だった。
【件】
件(くだん)は、古くから日本各地で知られる妖怪。「件」の文字通り、半人半牛の姿をした怪物として知られている。その姿は、古くは牛の体と人間の顔の怪物であるとするが、第二次世界大戦ごろから人間の体と牛の頭部を持つとする説も現れた。幕末頃に最も広まった伝承では、牛から生まれ、人間の言葉を話すとされている。生まれて数日で死ぬが、その間に作物の豊凶や流行病、旱魃、戦争など重大なことに関して様々な予言をし、それは間違いなく起こる、とされている。別の伝承では、必ず当たる予言をするが予言してたちどころに死ぬ、とする話もある。また歴史に残る大凶事の前兆として生まれ、数々の予言をし、凶事が終われば死ぬ、とする説もある。